初めて筍狩りに行って来ました/訪問日・2019.4.16/最終更新日・2021.4.19
一条竹の子村
ナビに一条竹の子村と入れましょう。
136号から曲がって、県道119号を走って行くと左手にあります。
分かり易いので迷う事はありません。
平日の朝早くに行ったので誰もいないかと思いきや、先客がすでに受付中。
息子達を降ろしていると、受付のおばちゃんが「うちもワンコがいるんですよ」と撫でてくれました。
電話で「犬連れでも良いですか?」と聞いた時から「みんな連れて掘ってるよ」との返事。
ワンコに優しい施設のようです。
入園料650円を支払うと「バスの人呼んでくるから」と言われました。
勝手に受付の裏辺りを登って行く物と思っていましたが、バスで移動するようです。
「はいはい、お待たせ~」
おじさんがマイクロバスのドアを開けてくれます。
ワンコが座席に飛び乗っても何も言われませんでした。
息子達とぴったり一緒にいられるのが嬉しい、親バカママです。
バスは細い山道を進んで行きます。
産まれて初めてなので「簡単に掘れますか?」と聞くと「簡単じゃないよ」と言われて、ちょっとビビる。
「若い2人組が、もう掘ってるから。お母さんなら年の功で上手く掘れると思うよ」
なんで「お母さん」なんだろか(笑)。
年の功で掘れる物なのかと疑問に思ってる内に到着。
クワは現場に置かれていて、自分で持って行くシステムです。
「この辺が良いと思うんだ」
おじさんに連れられて竹藪の中に入ります。
先客の若い女性2人組が熱心に掘っている所でした。
おじさんは「犬はその辺に繋いでね」と言うと筍を探してくれました。
「此処と・・・此処が良いんじゃないかな」
2ヶ所教えてくれて「下行って来るから頑張ってね」とバスに戻って行きました。
お客さんを運んでは様子を見て指導して連れて帰る、の繰り返しのようですね。
バスに乗ってワクワクしただろうに、現場ではやる事がなくて申し訳ない。
掘り始めようとして、手袋がない事に気付きました。
長靴のレンタルは目に入ったのですが、手袋販売を見逃したようです。
仕方ないので素手で掘り始めました。
おじさんが「簡単じゃない」と言った通り、周りは石や根がいっぱいで、なかなか掘り進める事が出来ません。
痛む腰を押さえながら、何とか掘り続けました。
やっとの事で小さい筍が1本掘れました。
もうコレで止めたかった(笑)。
でも、戻って来たおじさんに「もうちょっと掘ろうよ」と言われて、もう1ヶ所挑戦。
ところが、2本目は根がスゴクてとても掘れない。
少しずつ土を避けては掘り続けましたが、先が見えない。
すると、おじさんが他のお客さんを連れて戻って来ました。
「此処はちょっと無理だったかな」と言うのでがっかりしていると、お客さんのおじさんが「俺が掘ってやるよ」と言ってくれました。
慣れている方のようで、上手に掘り出してくれました。
バスのおじさんは「何とか2本掘れたね」と笑っていました。
先客の若い2人組は大きな筍を4本抱えていました。
年の功は役に立たず(笑)。
再びバスに乗って受付まで戻りましょう。
戻ったら筍の計量です。
金額は販売されている物と同じだそうです。
2本で「1800円だけど、大負けで1000円ね」と言われました。
沢山掘ってもお金を払わなくてはならないから、と躊躇していたのですが、余計な心配でした。
一仕事したらお腹が空きました。
竹の子村ではシーズン中だけ、地元の食材で作られた食事が頂けるんですよ。
もちろんメインは筍です。
店内はワンコ不可ですので、外の席に座りました。
中に入って注文して、料金は先払いになります。
ノンアルを購入して席に戻りました。
注文したのは↓です。
お母さんが作った家庭の味です。
何かホームページと違うと思ったら「虹鱒が海藻になる事あり」と書いてありました。
虹鱒が良かったな(笑)。
※再訪して、筍は掘りませんでしたが食事だけして来ました/2021.4.19記
前回、定食は頂いていたので単品にご飯と味噌汁を足してみました。
筍カツは筍に豚肉を巻いて揚げた物です。
かなりお腹いっぱいになって、完食するのが大変でしたが、すぐにお腹が空きました。
やはりヘルシーなんですね。
パクパク食べていると、バスのおじさんが紙包みを持って近付いて来ました。
「お母さん、あんまり掘れなかったから。コレ、小さいけど持ってって」と、筍をくれました。
温かい田舎の雰囲気が嬉しい。
※翌年、椎茸狩りにも行きました↓
息子達は散歩をしていないので、どこかに寄らなければなりません。
入田浜海水浴場
山は満喫したので、下田の入田浜海水浴場に寄る事にしました。
「少し分かり難い」とネットに出ていましたが、海側に曲がれば着くはずと、ナビが「右に曲がります」と言う所を曲がったらホテルの入口。
駐車場受付の女性は慣れているらしく「そこでUターンして下さい」と優しく言ってくれました。
ホテル入口より、少しだけ南寄りの道に入って進んで行けば、入田浜が見えて来ます。
シーズンオフは駐車場無料ですので、線が引っ張ってある所なら何処にでも停められます。
※目の前に素敵なピザ屋さんできました↓
南国を思わせる美しい浜に青い海。
思わず「良い所ね」と息子達に声をかけました。
浜では、外国人男性が熱心に砂を掘ってお城を作ってました。
この辺りは外国人がとても多く、本当に異国にいるような気分になります。
個人的には有名な今井浜より好きです。
伊豆の海に来るなら、是非下田に足を延ばして下さい。
※ワンコが入れる海水浴場情報は↓